言葉が変われば、未来が変わる｜未来を変える写真家アカデミー

■「言葉」を意識すると、結果が変わる話

写真を仕事にしたい。
もっと撮影で喜ばれたい。
好きなことで生きられたら——。

そう思って説明会に来てくれる方の中には、最初の一言が「自分には無理なんですけど…」という方がいます。

でも実は、この“最初の一言”こそが、未来を大きく分けてしまいます。

■「無理」「できない」と言った瞬間、脳は止まる

人は「無理だ」「できない」と口にした瞬間、その言葉どおりに脳が動くのをやめます。

脳は“できないもの”を考える必要がないからです。

たとえば
「撮影の仕事なんて自分には無理」
と言った次の瞬間、脳は解決策を探すのをやめてしまいます。

どうやったらできるか
どこから始めればいいか
何を学べば成長できるか

これらを考えなくていい世界に入ってしまう。

結果、その言葉どおり「できないまま」が続いてしまうんです。

■ワンピースのルフィはどうでしょう？

ワンピースのルフィは何と言ってたでしょうか？

「海賊王に、俺はなる！」

泳げなくても
海賊船がなくても
仲間がいなくても
海のこと、船のこと全然わからなくても。

そこに何の根拠もなくても
「海賊船に、俺はなる！」

そう言葉にした瞬間から、脳は動き出します。

■「やる」「できる」と言うだけで脳は動き出す

わからないときも、経験がないときも、自信がなくても、
「やる」「できる」

依頼があったときには
「やります」「できます」
と口にすると、脳は必ず動き出します。

じゃあどうすればできるようになる?
誰に聞けば近づける？
どんな練習が必要？

こうやって、脳は勝手に“できるための方法”を探し始めるんです。

言葉ひとつで、脳が向かう方向が変わる。
だからこそ、普段から自分が使う言葉を意識することが大切なんです。

できるからやるのではありません。

やるからできるようになるんです。

そのために、まずは「やる」という言葉なんです。

■実は「なりたい」「できるようになりたい」も危険

これ、一見ポジティブですが、実は落とし穴があります。

「できるようになりたい」は
＝「今はできない」という宣言でもあるから。

脳は言葉をそのまま受け取ります。
結果、「できない自分」を前提に思考し始めてしまうんです。

だからおすすめなのは、

“できる”
“やる”
“なる”

この3つ。

シンプルだけど、未来を開く力が強い言葉です。

■周りの言葉も、あなたの脳に入ってくる

厄介なのは、脳は「誰が言った言葉か」を区別できないこと。

あなた自身は前向きでいたくても、周りが「どうせ無理だよね」「そんなのできるはずないじゃん」と話していると、それを脳が“自分の言葉”として処理してしまうんです。

だから…

いつも愚痴を言う人
挑戦しない理由ばかり探す人
ネガティブな言葉が口癖の人

こういう環境にいるだけで、あなたの脳は知らない間にネガティブに染まります。

逆に、

「やってみよう」
「できる方法を探そう」
「せっかくなら挑戦しよう」

こんな言葉が当たり前の環境にいると、自然とあなたの思考も変わっていきます。

これは習慣でも性格でもなく、環境の力です。

■だから、“言葉の環境”を選ぶことが大事

未来を変えたいなら、

自分が発する言葉
自分の周りで使われている言葉

この両方を変える必要があります。

「無理」「できない」を口癖にしている環境から抜け出し、「やる」「できる」が当たり前の環境に身を置く。

それだけで、結果が大きく変わります。

■人は環境動物

どんな環境にいるかで、カメレオンのようにすぐに変われる生き物です。

不良集団の中に入ったら、どうなりますか？
試験勉強をしまくってる人達の中に、あなたひとり入ったら、どうなりますか？

あなたの周りにいる5人の平均があなた、とも言われます。

普段、どんな人達の中に身を置くかはとても大事です。

実際、アカデミーに入って急成長する人の多くは、“言葉の使い方”が変わっただけで行動が変わり、結果まで変わっていきます。

また、言葉を意識している人達が集まって自主練をしていますが、みんな結果を出していきます。